日本の家庭の6割が生活苦しいとの報道に、なぜ死なないのかという問いかけがなされていた。
ひとりなら自由にやれるだけのことをやり、さいごは自死もいい。
年老いた家族に、稼ぐために単身引っ越していいかと聞いたら、行かないでほしいという。当然だ。
ねこたちは私を頼ってくる。子育てに死にものぐるいのお母さんねこを、こどもたちまるごとひきうけた。
おかあさんはそのことがうれしくてうれしくて、わたしのことが大好きなんだ。
もと最高学府の研究者で受賞歴もあるが、そんなもの田舎の片隅では何の役にも立たない。
田舎で金になる資格といえば組立工の経験とか溶接とか汚水処理とか調理師のたぐいで、ようするに私には存在価値がないらしい。
しかしさいわい、芸術の才能とキャリア、それなりの手に職もある。
死ねば楽だろうとは思う。
私は生きる。
まけるもんか。
俺も元最高学府の研究者で受賞歴あるけどそんなもん犬のエサだし猫もいないしあとは奨学金を返すくらいしか目的がない・・・・。
きついな、おたがいに。