都会だとただ消費するだけでいいが
田舎だと何かしら作らないと生きていくのが辛い
例えばカバンが壊れたときに都会なら駅前にでも行けば修理できるが
田舎だと駅前まで行くのが面倒だし駅前に鞄修理の出来る店があるとは限らない
そんな感じでだいたいのモノは壊れても自分で直す
だから田舎で育った人間は新しいモノを前にすると,まず「これはどうやって出来ているのか」を考える
買う時にそういうことを出来るだけ聞き出したりする
日頃からそんなことばっかり考えてるから,何か困ったことがあるとまず作ることを考える
どういうものがあればこの課題を解決できるか,それを作るにはどうすれば良いか
その辺りが分かったらさっさと作り始める
困った時にモノを買うことは後回し.なぜなら買いに行くのが面倒だから
「材料を買いに行くんじゃないの?」と思うかも知れないが
田舎は場所に困らないので材料や工具は日々買い増しして倉庫に突っ込んである
その辺を使って課題を解決する新しいモノ,もしくは何かのパクリを作る
お婆ちゃんとかが作った農業用の怪しい道具があったりする
自動車のオイル・タイヤ交換ぐらい自分でやるし,自転車のパンクぐらい小学生でも自分で直す
みんなクリエイティビティが非常に高い.逆に消費するのは凄く下手くそだったりするけど