青い風がいま
腹のあたりを叩いても
大空だけをただ見つめて
微笑んでる増田
そっとふれるもの
耐えることに夢中に
便所さえまだしらない
いたいけなお尻
だけどいつか気づくでしょう
そのおなかには
遥か未来 汚すための
アレがあること
肛門からやがて飛び出す
思い出を裏切るなら
この恥(そら)を書いて輝く
ずっと黙っている
私の隣のお局さん
されてる朝がくる
細いスーツに
茶色い何かがついてる
世界中の時を止めて
逃げ出したいけど
もしも一人漏らしたことに
意味があるなら
ためのバイブル
悲しみがそしてはじまる
噛み締めた命の轍
誰よりも臭気を放つ
人は記事をつむぎながら
ウェブを作る
単著なんて出せないまま
私は生きる
肛門からやがて飛び出す
思い出を裏切るなら
この恥(そら)を書いて輝く