動画や写真の被写体が本人であるかどうかなんてことは、つまるところ、その場にいた人間にしかわかり得ない。
もっと言えば、その場にいた人間ですら、本当にそれが本人であるかどうかなんて証明することなど不可能だろう。
その人物が本人であるかどうかなんて本人にしかわからないし、本人ですら自分が本当に自分であるかなんてわからない。
赤の他人の空似かもしれないし、生き別れの姉妹かもしれないし、どこか宇宙の科学力によるコピーロボットが決して存在しないとも断言はできない。
(ただし鼻が赤くないのであればコピーロボット説は否定してもいいだろう)
1秒前の私も1秒後の私も今この時の私とは別人なのだ、と言う人だっているだろう。
従って、我々は信じることしかできないのだ。
「この映画の撮影において動物の虐待は行われていません」と明記してあれば動物は虐待されていないのであるし、
「このゲームの登場人物は全員18歳以上です」と明記してあればその登場人物たちは18歳以上なのであるし、