2016-03-04

変化に適応しようとすると死ぬ

改革前後には混乱が起きる。新しいものを導入されれば、余計な仕事を増やされた気になるであろう。お花畑な思いつきのために、実業務を行っている人の仕事を増やしていい道理はない。

改革後に安定したとしても、前よりも良くなるかどうかは不確実だ。前の方がましだったとなってしまうと悲惨である。混乱期に生じたコストと労力は丸損である

現行の制度も、最初は高い理想を持って始めたけれども年月を重ねるうちに妥協を重ねていった結果としてあるのだろう。

ならば改革をしても、結局は妥協妥協を重ねて不合理に見えるものしかなるまい。

マインドが違う人々が同じ理想を共有できるはずがない。

自分には当然と思われるようなことでも、大規模な組織適用しようとするだけでも人生を賭けてやらねばならない。

他人思想自分思想とは違うし、人の思想を変えるのは限りなく難しい。

どんなに変わった方がいい証拠を示されようが、嫌なものは嫌だ。

必死こいて改革を進めようとしても何も起こらないかもしれないし、改革できても理想的ものにはならない可能性が高い。

目の前に顕在化した問題に対してその場しのぎの解決をし続けるのが、一番ましじゃないですかね。

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