「勉強してないって言ったじゃん!」
「勉強してない」ってのは嘘をついてる訳じゃない。
「勉強する」と呼ぶ行為についての認識が違うんじゃないかと思う。
【しれっと高得点を取る人】
普段から授業を聞き、わからない単語を調べ、復習もする。毎日の通学時間を利用して単語帳を確認。
これが習慣化されていて、何も特別だと感じていない。
ここで言う、特別な勉強とは、いつもの習慣に加えて、テスト範囲の英単語の書き取りや、発音のチェック等だ。
テストのためにやらなきゃいけないなぁと思いつつも、できずに当日を迎えてしまった場合、本人には「(テストのための)勉強しなかったなぁ」というちょっとした後悔が残り、心から「全然勉強してないよ〜」という言葉が出る。
それでも、積み重ねた力によってそれなりの点数が取れてしまう。
【そうでない人】
もちろん、点数は取れない。
なお、後者の場合、当日の朝ちょっと単語帳を見ただけで「今回はバッチリ勉強したよ!」と自信満々に話すことがあるが、それは本人がいつもと違う行動をその日とったというだけであり、高得点を取る人の「習慣」にはとても敵わないことが往々にしてある。
ただ、本人は「勉強した」のに点が取れなかったと思い込んでいるので、「全然勉強してないよ〜」と言って高得点を取る人を見て、「なんで勉強してない人に負けるのか」「自分はダメだ」「頭のいい人は勉強しなくても点が取れていいなぁ」などと的外れの考えをしてしまう。
違うんだ。
違うよ。 授業は寝る、通学中は漫画読んでる、家で勉強なんかまったくしない。 でもたまに教科書暇つぶしにパラパラめくってるだけで内容理解しちゃって点数取る人が世の中にはいる...
普段から「勉強」してる人は100%万全なんてことはまずあり得なくて、やり残したことがあるような気がしたり、もっとやっておけばよかったところがあったりして、自信をもって「勉...