2016-01-18

死んでしまった人の過去直視できない

いわゆる話題マスコミによる被害者情報暴露の件だ。

どうしてもあれを直視できない。

うまく言葉に出来ないがとにかく消化不良になるのだ。

やめようと思えば思うほど感情移入を止めることができなくなってしまい、普段ちょっとした行動をきっかけに被害者のことを思い出してはまるで隣にいるような気分になってしまうのだ。

夢のなかにだって当然のようにでてきて苦しみと未練を語りかけてくる。

昔の人はそれを霊感と言ったのかもしれないが今日びお祓いやおまじないでどうにかなるとは思えない。

しろリアルすぎるのだ。

極力テレビは付けないようにしている。

それでも気づけば流れていることもあるし、ポータルサイトタイトルが目に入ってきてしまうこともある。

あれだけテレビに流れ続けているということは大半の人が目にしているということであるし、それなりにニーズがあってのことなのだろう。

それはわかるが、どうしてそもそも知る必要のないはずのもう取り返すことのできないその人の人生を目の当たりにして平気でいられるのだろうか。

やっと震災感情移入から開放されつつあるのに、また毎日憂鬱でならない。

  • ネグレクトで衰弱死した子どもとかDQNにリンチされた死んだ少年とか每日報じられてるのにそういうのには何にも思わなかったんだ

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