昔過ぎてはっきり覚えていないが、
小学校時代、夏休みの日記や学級日誌は書くたびに「想像力がある」「文章が上手い」とほめられていた気がする。
中学の頃はテキストサイトを更新することにハマっていて、「日記」と称した文章を毎日書くことは何の苦でもなかった。
自分で言うのも何だが、それなりに面白い長文をぽんぽんと生み出せていたと思うし、
毎日ではないが、週に2度は更新していた。この頃までは、自分が「面白い日記」だと思うものを書けていた。
毎日、思ったことを思った時に呟いていたから(当時は)気付けなかったが、
思えば、きちんとした「日記」というものを書かなくなったのはこの頃からだ。
そしてそれから暫く経った今。
自分がいつの間にか「面白い日記」の書き方を忘れてしまっていることに気付いてしまった。
別に痴呆になったわけではないから、一日にあったことを箇条書きにして、繋げることはできる。
笑ったとか、面白かったとか、そのぐらいの言葉を添えることぐらいならできる。
だが。
中学時代のように、ただの記録を超えた「面白い日記」が書けなくなった。
いやまー、面白いといっても、俺にとっての「面白い」であって、他者から見て面白いのかどうかはわからないけど。
そんな日記が書けなくなった。
なんでなんだろうなー。
実害はないんだけど、何か、心にぽっかりと穴が開いた感じだ。