2015-10-21

大型台風襲来って擬似的な戦時体験じゃないだろうか

家族全員が家にこもり、雨戸を全て閉める。

家族達は居間に集まり、互いの不安、恐怖を共有している。

テレビは生々しい映像によって、台風という自分たちには制御不能なものが、

自分たちの住む世界を今荒らしている、更に荒らそうとしていることを伝える。

巨大な脅威がやってくることが確かな状況で、危機が過ぎ去ることを祈る。

恐怖を感じている一方で、「非日常」に置かれていることにある種の楽しさ、新鮮さも感じている。

戦争ってほとんどの人にとって、太古の恐竜存在と同じくらい単なる概念

五感とは全くかけ離れたものだろう。

けど、戦時中人達気持ちだけは意外に容易に理解できるのかもしれない。

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