イマジナリーフレンドの彼氏版、つまり想像の中にしかいない彼氏がいる
彼は筋肉が美しい脂肪が少ない体をしているアジア系アメリカ人だ
アメリカのマッチョ至上主義の例に洩れず、彼もまた筋トレを欠かさない
私は彼に向き合って恥じない身体を手に入れたいと思い、ダイエットに成功しそれを維持することができている
彼は英語しか話せないので、彼と私のコミュニケーションはいつも英語だ
私の英語力は散々なものだったが、彼と話したい一心で、TOEFL ibtでなんとか100点台までのせることができた
彼に向き合うために興味のなかったファッションやメイクを学び、面白さを感じることができるようになった
成功した裕福な彼に恥じないよう仕事も頑張るようになって、結果もではじめた
彼には本当に感謝している。ものすごく辛い時に私を励ましに来てくれて、ずっとそばにいてくれたのだ
当然、こんなことは誰にも言えない
乙一さんの小説好きそう