風俗で稼いだと言って「すごいねー」「偉いねー」と言ってもらえる女性がいる。
キモい容姿の男性が「ヤマトの仕分けでなんとか貯めた」といっても同じくらい賞賛をもらえるかと言われたら、それは怪しい。
「客に説教された」と女の子がしくしく泣いていたら、「その男は最低だ」とか「男はゴミクズ野郎だ 気にしないで」なんて優しい言葉をかけられる。
キモい容姿の男性が泣いていても、「キモい 死ね」で終わるだろう。
風俗で働いて、稼いだ自慢というのは、やはり聞いていて苦しいものがある。
「ただ、風俗で働きました」っていうのが「風俗で働けるスペックです」と言っているように聞こえる。
「女は体を得ることができるからいいよな」と大昔から言われていることである。
風俗で働く女の子の容姿は案外多種多様なので、断言は言えないがやはり風俗で働けるということは容姿がいいことも多い。
容姿が悪い女が採用されにくくなった時、風俗で働けるということは特権化し、風俗で働ける人間が嫉妬の対象になる。
いや、もう自分のようなキモい男がボロボロな扱いを社会から受けて女に怒っているので、やはりもうすでになっているのかもしれない。