2015-09-22

人間関係恋愛関係を構築するのに「履歴書」が必要だと思っている人

ちょっと人間関係恋愛関係を深くしようと思うと、すぐに「私の半生」を語りたがる人がいる。

男女問わずいる。

彼/彼女らは、自分ちょっと複雑な生い立ちや、ハチャメチャな恋愛譚、そして現状の鬱屈

「深い話」として共有したがる。

彼らが話し出すと長い。平気で30分、下手すると1時間近く、自分の話をし続ける。

この現象が発生するとだいたい「あ、履歴書が来た」と思う。

彼らは自分ドラマティックなエピソードを開陳し、それを受け入れてもらうことを「人間関係」「恋愛関係」だと思っている。

それには相手の意志必要ない。

「開陳した自分」と「それを受け入れてくれた相手」しか存在していない。

もし拒まれてもそれは「心を開こうとしたのに受け入れられなかった自分」という物語になる。

人間20年以上生きてれば、だいたい人にはいえないことや、つらかった思い出は出てくるものだ。誰だってそう。

それを肴にすることは悪くない。

でも堂々とオナニーの種にするのは、悪くはないけど下品だと思う。

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