2015-09-09

やさしい世界

爆サイで予備知識を仕入れ、ストリップを見に行った。

客の8割は老人。ネットとは無縁で、「お○んこくぱぁ」なんてコトバ、知らないだろう。

掲示板ブログツイッターを見たことない老人たちが

1枚500円の「お○んこくぱぁ写真をせっせと撮ってこの業界を支えている、そんなやさしい世界

(ちなみに「お○んこくぱぁ」のことを、業界用語で「オープン」というらしい)

書評ブログで知った『ワンダー』(R・J・パラシオ)を読んだ。

夢と幻想アメリカ社会映画の『ペイ・フォワード』を思い出した。

1枚500円の写真にも似た小さな「親切心」の積み重ねが、社会を変えていく。

東日本大震災の後、そんな幻想を抱いた時期もありました。

でもやっぱり『悪意のファネル』(一田和樹)。

ネットゴミ捨て場に溢れかえるさなマイナス感情」は

日々の「炎上」という焼却処理では追いつかない。

ネットに頼ることなく、「お○んこくぱぁ」を見てすごす老後を送りたいけど

自分がその年になる頃には、ストリップ劇場なんて無くなってるんだろうなあ。

仕方なく漁っていたネットゴミ捨て場

誰かが小さな「親切心」で残してくれていたお宝ファイル発見!そんなやさしい世界

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