2015-08-05

わかめ(作業員一人死亡一人やけどで軽傷@8月4日)

核融研によると、火災が起きたのは、高温のプラズマを封じ込める電磁石を冷やすヘリウムを扱う装置

核融合科学研究所では我が国独自アイデアに基づいて、ねじれたドーナツ形状の磁場超伝導の電磁石で作り、これによって超高温のプラズマを閉じ込める研究を行っています(図1)。これが大型ヘリカ装置(LHD)です。

高温プラズマは、そのままで拡散し容器壁などに触れてエネルギーを失ってしまます。 そこでプラズマを高温・高密度の状態で閉じ込めて核融合反応を起こさせるために、磁場を用いる方法と強力なレーザーを利用する方法提案されています磁場閉じ込め方式は、電気を帯びたプラズマ粒子が磁力線に巻き付いて運動するという性質を利用したもので、 磁力線で編んだ籠状の磁気容器内にプラズマを閉じ込める方法です。 この方式にも磁場の形状によりいくつかの種類があり、本研究所で進めているヘリカル型のほかに、トカマク型、ミラー型などがありますレーザー光を利用する方法は、慣性閉じ込め方式と呼ばれ、強力なレーザー重水素三重水素の氷塊(ペレット)に照射して瞬間的に核融合反応を起こそうというものです。

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