7/17追記 続き書きました。
昔々あるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいました。
おじいさんはギガホースで山へ芝刈りに、おばあさんはドーフ・ワゴンで川へ洗濯に行きました。
おばあさんが川で洗濯をしていると、川上から大きな桃が流れてきました。
ウォー・ボーイズが桃を拾い、おばあさんは桃をロープで縛り、ドーフ・ワゴンで引きずりながら帰りました。
帰ってきたおじいさんも、大きな桃には驚きました。
おばあさんは言いました。
「さっそく割って食べましょう。」
おじいさんは言いました。
「これは驚いた。もう少し成長してから食べることにしよう。」
男の子は逆さ吊りにされました。
数年後。
おじいさんとおばあさんが飼っているイヌが言いました。
「鬼が島へ鬼退治に行って来ます。」
おばあさんは言いました。
「それじゃあこの桃を持って行きなさい。食べ頃だ。」
「きびだんごがいない!」
一方、イヌが運転するニュークス・カーで、桃以外に顔をのぞかせた女がいました。
イヌは言いました。
「きびだんご、隠れてろ。」
(続く)
(続き)
イヌと桃、きびだんごの前に、プリマス・ロックに乗ったサルが現れました。
「イヌ!その女をよこせ!よこせばここを通してやる!」
イヌは引き返そうとしましたが、後ろからギガホースとドーフ・ワゴンがやって来るではありませんか。
それらに乗ったおじいさんとおばあさんが言いました。
「きびだんごを返せ!」
イヌたちは、何とかサルやおじいさんたちをかわし、細くて長い橋を渡りました。
キジが言いました。
「久しぶりだな、イヌ」
イヌが言いました。
「鬼が島に行きたいんだ」
キジが言いました。
「ここが鬼が島だ」
イヌは驚きました。
キジが言いました。
「橋を渡っただろう?」
イヌは言いました。
「でもここは、岩だらけで何もないじゃないか。」
キジが言いました。
「鬼が島の農作物、金銀財宝、そして鬼たちは、おじいさんとおばあさんが奪っていってしまったよ。」
イヌは驚きを隠せません。
おじいさんとおばあさんの下にいたウォー・ボーイズたちは、連れ去られた鬼だったのです。
おじいさんとおばあさん、それと、ウォー・ボーイズになってしまった鬼たちです。
おじいさんたちと、イヌ、キジの激しい戦いの末、橋が壊れ、みんな海に落ちて死んでしまいました。