恋愛やら結婚なんてドラマや漫画の世界の話で自分の世界にはないもんだと思っていた。
自分がこんなに誰かをものすごく好きになる事があるなんて思ってもみなかった。
ちょっとした会話でも楽しかった。毎日彼女と話が出来てとてもうれしかった。
読んだ本とかゲームの話を楽しそうにしてるのを聞くのが好きだった。
一緒に買い物行ったり食事したりしたときは内心死ぬほどうれしくてたまらなかった。
実際仲は良かったと思う。
ほかの人に「もうお前ら付き合ってんだろ」って言われたりして嬉しくて死にそうだった。
でも彼女にはもう長い付き合いの彼氏がいて、そういう目では見てくれていなかった。
我慢しきれずに「好きだ」と言ってからはだんだん気まずく疎遠になっていった。
ずっと思い続けたらいつかもしかしてと考えたりしてた。縋り付いていた。
でももうだめだ。終わってしまったんだと最近ようやくわかってきた。
実際は始まってもいなかったのだけど。
生きる望みだった事がこんなに自分を苦しめるなんて知らなかった。
こんなに思っていても繋がらない事があるなんて知らなかった。
辛くて悲しくてどうにかなってしまいそうだ。もうなってんのか。
どうやったら忘れる事が出来るんだろう。
「次の出会いがある」なんて言うけどどうやって人を好きになるのか覚えてない。
ていうかもとからよく知らない。交通事故にあったみたいに好きになっていた。
みんなそうやって生きてんのか。すごいな。
とりあえず「秒速5センチメートル」を見るんだ。 過去の恋愛でウジウジすることは悪いことではないと教えてくれるぞ。 はてな界隈ではすぐ「そういう作品じゃない」って言われそう...
じぶんも今、あきらめ期間。 いつまで続くんだ、これ。 相手はもうさめきってろくに返事ないし。 …はぁ。