今日もまた、こんな静かな夕方に彼の顔を必死に思い出しながら自慰をしてしまった。
あんなに純粋そうな彼を私なんかの自慰で汚してしまった事に反省をする。けれど、彼に出会って彼のファンになってから、私はもう随分としてなかった自慰を再開した。後悔はしていない。
一客の一人だから彼のシフトは分からない。けれど、周りの情報、自分が出向いた時にいた回数の統計を取ると恐らく彼は今日お休みだ。
そして自慰の最中にもし、もし彼が今私が自慰をしているこの同じ時間に自慰をしていたら、と思うと身体中の温度が一気に上昇した。
あんなに淡白そうな彼でも自慰をするのだろうか。お釣りを渡してくれるあの白魚のような綺麗な細い指で自身を握り熱っぽい吐息を出すのだろうか。おかずはなに?どんな物を見てどんな風に自慰をするのか、絶頂を迎える時には更に熱っぽい吐息が漏れるのだろうか。
そんな事を考えていると苗字しか知らない彼の名前を呼びながら私自身があっという間に果ててしまった。それでも物足りず、もっともっと彼の事を考えた。彼に触れたいとは口が裂けても言わない。けれど心から彼のおかずになりたいと願ってしまう。そしてこの願いすら叶わない物だと分かっている。決して難しい事を言っているつもりはないのだが、彼みたいな人が私を自慰のおかずにする訳がないのだ。
けれどまた私は彼を見る為に、彼がいる場所に行き何食わぬ顔でお釣りを貰い、その綺麗な指でいつも自慰をしてるんだなぁ、と思いながら少し触れた彼の体温を持ち帰って私は彼をおかずにするのだ。必死に顔を思い出して飽きもせず、ずっと 会えなくなるその日まで。
これは女 真性女 これをおっさん認定するおっさんは童貞もしくはそれに準ずる者ですわ
「ですわ」ってさ、書き言葉だとさ、女なのか関西人なのかどっちかわからないよね ……と思う大阪市民ですわ
ホモキモイ