2015-06-08

結局流行っている作例と同じ雰囲気で撮れば写真はうまくなる

「逆光」のほうがいい、という話はよく料理写真で聞く。

俺は写真スタジオで働いていた事があるのだが「料理を撮るときは半逆光で撮れ!」と徹底されてきた。

体感が出るからとか、実際に食事するとき雰囲気に近い見た目にできるからとか

色々理由はあるのだが、つまるところ「半逆光で撮ってる作例が多いから半逆光で撮れ」というのが一番の理由

別に順光でも料理は綺麗に撮れる。

クックパッドとかInstagram見ると順光でもおいしそうに撮れてる写真をよく見る。

料理が綺麗に撮れるアプリ」とかでもめちゃくちゃトバしまくって露出上げて、

少し湯気みたいなフィルターかけるだけってものが多いけど、それで確かにおいしそうに写る。

雑誌を見ていると最近プロの作例でも半逆光にはあまりこだわらなくなってきているようだ。

料理以外の分野、例えばファッションポートレートは「服を綺麗に撮る」から

「その服を着ているというライフスタイルを撮る」みたいな、

要するにその服のデザインや色、下手したらモデルすらまともに写ってないような写真が許容されるようになってきた。

でもそういう写真の方がかっこよかったりする。

空とか猫の写真なんて素人代名詞だった。

でも今はHABUが何十冊も空だけを撮った写真集を出してるし

岩合光昭猫写真代名詞みたいになってる。岩合光昭がだぞ!?

いい写真というのはそのとき流行写真ってだけなのだ

いい写真が撮りたければ自分がかっこいいと思う人の写真を真似すればいい。

絵と違ってそういうモノマネが簡単に身に付くのが写真のいい所だ。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん