あえて名は伏すが、某政治家が親の敵のごとく嫌いである。奴の悪行は常に言えるし、テレビに出てくる(最近は特に耳にする)と不機嫌になるし、顔を見るだけでムカムカする。ちなみに親は死んでないが、テレビに小泉総理が出る度に「目の前に出てきたらひっぱたいてやりたい」と言っていたので、まあ似た者親子なのかもしれない。
で、まあ、そいつは悪の組織の一員でもなんでもないため、いいことを言ったり賞賛を浴びたりする。国会議員なんだからそうでなくては困るが、まあ、余計ムカムカしたり悶えるわけである。すると「壊れた時計だって日に二度は正確な時間」と言ってみたり、奴の支持者らの汚点を探し「こんなに怪しい連中が支持するあいつはやっぱり赦せないな」と平静を保とうとする。
これがよろしくないのは分かっている。こじらせれば話題の官邸ドローンオジサンのように、安い正義感でバカやることになる。さりとて、目と耳と口とをつむぐことはやりたくない。だから、この認識的不協和を薄くするには、同意見の政策は素直に賛成や応援しつつ、それ以外には目を見張るってことしかないのかな?
大抵の場合、民主政治に正義の味方も諸悪の根元も無い。きっと大衆がどちらにも祭り上げるのだろう。だからこそ、国民自らの手で監視しないといけないのだけど。