2015-02-28

アダルトチルドレン

私は、アダルトチャイルド(AC)だ。

このことは、20年前から知っていた。

母は、完璧主義の支配的な人。

子供自分とは違う価値観を持つことを許さなかった。

10代後半から荒れたものの、とりあえず20代後半には落ち着いてきた。

そして、ACから完全に回復したつもりになっていた。

でも、ぜんぜん回復していなかったのだね。

35歳のころ、母と和解した。

以来、約10年、私の人生はどんどん悪い方向に進んでいった。

そして、最近ふと気が付いた。

「母の期待に応えよう」という幼少期のパタンを再び繰り返していたことを。

まったく、アダルトチルドレン、恐るべし、だよ。

まあ、私も中年になり、母が子育てしていた当時の事情も分かるので、もう母に対する怒りはない。

自身も、ACだったのは間違いない。

その意味では、気の毒にさえ思っている。

ただ、まだ母の価値観に真っ向から逆らうのが怖い自分に気が付いて、唖然とした。

私が、自分ブログで堂々と書かないで、こんなところにコソコソ書いているのも、それが理由

いま思えば、母はACから彼女の考え方はとても窮屈なのよね。

「〜すべき」論に満ちている。

そこから解放されれば、もっと自由な考え方ができるはず。

人生選択肢も広がる。

こういうことは一足飛びに実現するのは難しい。

まずは、気付いたことだけで、良しとしようか。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん