上巳が近づいてきて、そろそろ雛人形でも出そうかしら、と考えている人もいると思う。
アルバイト先の倉庫では人形を扱っているのだけれども、今は雛ではなく五月人形が毎日のように入ってきて、また出て行く。
これ本当に人形か?と思うくらい軽い荷物もあれば、こりゃあ本物だろ、というくらい重い兜もある(これらは荷札や段ボールに書いてある)。
トラックからパレットに移し、それをフォークリフト倉庫内に運び、荷札を貼って、それをまたパレットに積んでトラックに載せる。
僕の担当は、おばちゃんたちが荷札を貼り終わった荷物をパレットに移し、リフトでトラックまで運ぶところだ。
なるべくパレットに高く、安定させてて積むとドライバーに喜ばれる。
ただ荷物の大きさはまちまちだから、たまに50センチくらいの幅があるラップを巻いて安定させることもある。
パレットに移すとき、天地無用とかガラス注意のシールが張ってあると一応気をつけるのだが、重いものだと角を下に積んである段ボールに当ててしまって、穴を開けてしまう時がある。
この時は穴があいたものを弾いて、休み時間明けに社員に報告する。
で、だいたい怒られる。
荷主がどうとか届けられた人がどんな気持ちになるとか、実際苦情が来てる、この3つがメインで、そこから発展していく時がある。
荷物が無事なのに苦情を言ってくる人って一体どんな神経してるんだろう。