金曜日は少し飲み過ぎた。
後輩くんに誘われ
会社の近くの美味しい
クラフトビールのお店に行った。
ビールによくあった。
後輩くんも良く呑んでいる。
二軒目に移動する時に、
そっと手を繋がれた。
とりあえず、そのままにしておいた。
少し歩くと握り方が、
本格的にエロくなってきたので、
そっと振りほどいた。
と伝えて、地下鉄の駅に潜り込んだ。
少し焦っている彼に、
またスグに飲もうと励まして改札を抜けた。
年々、逃げるのばかり上手くなる。
彼には奥さんと子供がいる。
普通のおじさんだ。
話が面白くて、
教えてくれるご飯屋さんが美味しくて、
仕事ができて、
少しさみしそうな人。
昼下がりのベッドの中で、
とか言って、ホント最低だなーと思うんだけど、
それ以上に嬉しくなる私は
きっと馬鹿なんだと思う。
一緒に遅めの昼ごはんを食べて、
なんとなく手持ち無沙汰になって、
「好き」ってLINE送ってみたけど
返事は帰ってこない。
塩麹鍋にした。
ぐっと美味しくなった。
「飲み過ぎちゃ駄目だよ」と送り返した。
今日は誰と呑んでるのかな。
どうせ聞いても、
はぐらかされるだけだから辞めた。
0時過ぎに寝た。