2014-11-07

あるはずのない願望

最近ぼんやりしてると自分が殺されてる様子がふと目に浮かぶようになった。もちろん殺されたことはない。

ちょっと前は胸を刺されたり首を絞められているシーンだったけど最近は首をスッパリ切られてる場面が見える。ぼんやりした間抜けな顔をした自分の首が、ダサい服を着た肉体から切り離されている。手に刃物を持っている感触がある。

首を絞められている自分がいる。苦しそうだ。息ができない。手には首を絞めている感触、首の骨を折るように力をこめる。痛い。

胸をゆっくり刺されている自分がいる。長い刃物だ。ゆっくり刺す。胸が痛い。肉を貫く独特の感触がする。

疲れてる?そうかもしれない。だからって休むわけにはいかない。休むほどには疲れてないし、第一休んで周りから置いていかれてしまっては、それこそ死にたくなる。

現実が辛い?そんなの皆そうだ。私なんかぜんぜんラクをしているほうだ。将来に不安はあるものの、現状に不満はない。

理由なんかわからない。原因があるとも思えない。でも、唐突に、いやがおうにも、拒否するすべも無く、目の前に感触と共に映し出される自分死にたいという願望と自分を殺したいという願望と誰かに殺されたいという願望に、そんな願望あるはずないのに、もしかしたら私は死にたいのかもしれないと、毎日ふつうに生きているはずなのに。

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