バカにされるとか揶揄されるとか心理的な話にしちゃうと、どこまでが差別なんだかわかんなくなるでしょ。
社会的な差別問題を議論するときは、もうちょいちゃんとした基準がある。「人の持つ属性に基づいて、本来その属性とは無関係な事項について、その人を不公平に取り扱う行為」だ。
差別側や被差別側がどう思ってるかとかどう感じてるかは関係がない。差別側が完全に善意と思ってやってる場合もあるし、被差別側がそれを「そういうもの」として受け入れてる場合もあるからね。
問題なのは、具体的に不利益、不公正が生じているかどうか、その不公正の理由になっているのが、本来無関係なはずの属性からくる予断であるかどうか、そんだけ。
「差別がなぜダメか」っていう問いへの答えとしては、「不公正が生じていて、それは予断を取り除けば是正できるものだから」ってことになるかな。
差別と区別の違いって世間的に悪と見做されているか善だと見做されているかだと思うんだよね。 遺伝が密接に関わってくるハゲを馬鹿にされて、揶揄されて、差別だと叫ぶ人はいない...
バカにされるとか揶揄されるとか心理的な話にしちゃうと、どこまでが差別なんだかわかんなくなるでしょ。 社界的な差別問題を議論するときは、もうちょいちゃんとした基準がある。...
つまり差別主義者が差別されるのも仕方ない、ってことだから受け入れなよ。