差別と区別の違いって世間的に悪と見做されているか善だと見做されているかだと思うんだよね。
遺伝が密接に関わってくるハゲを馬鹿にされて、揶揄されて、差別だと叫ぶ人はいないよね。訴える人もいないよね。
同じく遺伝でほぼ決まる顔。ブサイクだなーとか言われて差別だと叫ぶ人もいないよね。
だから、この世の中にはしていい差別としてはいけない差別の二つの風潮があるってだけ。前者は区別。
アメリカで例を出すと黒人差別ってのはしていい差別だったんだけど、色々と黒人が力を持っていたので、してはいけない差別へと変えることが出来ました。めでたしめでたし。
インディアン差別っていうのは、昔はしていい差別。それで黒人と比べて人数も少ないし力も持っていないから、アメリカ国内では今でもしていい差別。意識の上でも法律上でもね。
黒人がインディアンの差別を無くそうと頑張るか?がんばらないだろ。差別はあっていいと考えているからだよ。差別がいけないんじゃない、自分が差別されることがいけないんだ。
そもそも、差別している人たちを糾弾することも差別になるだろ?この国では政治信条の自由が憲法によって定められているんだから。
差別はいけないことだ!差別をするやつは許すな!って人たちは、差別する人たちをガス室にでもいれるんですか?
つまり差別主義者が差別されるのも仕方ない、ってことだから受け入れなよ。
バカにされるとか揶揄されるとか心理的な話にしちゃうと、どこまでが差別なんだかわかんなくなるでしょ。 社界的な差別問題を議論するときは、もうちょいちゃんとした基準がある。...