「論文の新規性という言葉がわからない。意味はわかる、他の人の真似をしたんじゃだめだということだろう。」
と言っているが、ほとんどの修士論文は他人の真似だ。そこに「ちょっと改善しました」とか「違うところを調べました」があれば良い。
そのかわり、真似したところを「自分でやった」と言ってはいけない。どこまでが過去の研究の成果で、自分が新しく付け加えた部分が何なのかを、恥ずかしくても正直に示すことが大事。
他の人も既に書いてるけど、たぶん増田が大げさに考えすぎているのだと思う。
どんなに小さな一歩でも、人類の知識に一歩分の足跡を付け加えた、ということが大事なので、一歩の大きさにあまりこだわらなければできるはず。
10年分もジャーナル読んだなら、「ここもうちょっと上手くできるんじゃね?」とか何回か思ったんじゃないか?
それを実行して、先行研究との差を書けば、それでいい。
速度とか精度とかコストとか、モデルがシンプルとか、どれか一つでも優れているところがあれば、それを売りに主張すれば良いんだよ。