社会人になってからは仕事が忙しすぎて、食べるものといえばコンビニのお弁当や、カップ麺ばかりでした。
でも今日は早めに帰宅できて時間ができたので、ついさっき、家でお味噌汁を作りました。
さあ食べようとしたら、自分が作ったお味噌汁に1本の髪の毛が入っているのを見つけました。
その時、思い出しました。
実家に暮らしていた頃、お母さんが作ってくれた料理に髪の毛が入っていた事がありました。
それを指摘するとお母さんは「ごめんねぇ。」と言いながら、
自分の皿と取り換えてくれたり、おかわり分の食事から取り直してくれたりしました。
髪の毛が入るのは確かに「ウッ」と思う事がありますし、衛生上どうなんだ、と言いたくなるケースもあります。
でも、一人暮らしを長くしている今では、
そのような、お母さんがごはんを作ってくれていた日々がとてもありがたいものだったのだと、気づきます。
お鍋と向き合って、毎日おいしいごはんを作ってくれていた人がいたんだなと。
髪の毛問題はとりあえずおいておいて、そんな素晴らしいお母さんという存在に感謝します。
料理は取り換えなくてもいい。とにかく、お母さんのごはんが大好きです。
とりあえず後で電話しておこう。
何でだろう、これ書きながら泣いています。