2014-02-17

金が欲しいと言わない日本人の誇り高さ

就活スタート毎日きゅうきゅうとしている学生達はみんながみんな(主にツイッターなどで)「内定欲しい」とつぶやいている。

それを見ると私は日本人の誇り高さに感服せざるをえない。

他の民族にとって仕事とは罰であり、金を得るための手段でしかない。

奴隷をたくさん持っていれば自分はしなくていいことを、奴隷を持っていないがために自分がしなくてはいけないのである

まり金のために自身を奴隷の地位に落とすのが仕事なのだ

そういった人にとって、真っ先に出る言葉は「金欲しい」なのだ

仕事が欲しい」ではない。

もちろん仕事をすればその直接的な帰結として金が手に入る。

しかし、それは他に手段がないから仕方なくするのであって、真っ先に欲しいものではない。

それに対し、日本人は皆、「仕事」を欲しがっている。

それは社会に正のフィードバックを与える立場を欲しているのである

人の役に立ちたいのである

そのことによって自分存在意味を見つけたいのである

から世に出ようという学生はみな「内定」を欲する。

どんなに茶化していても、「竹やぶで一億円拾いたい」とは言わないのだ。

それでは自身に価値を見いだせないからだ。

あくまでも人を助けるという文脈で得た金にしか価値を見出さないのだ。

なんと誇り高き民族であろうか、日本人は。

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