2005年7月に購入したiriverのT10というmp3プレイヤーを今もなお使っている。
T10は単三電池駆動なので、バッテリーがへたったとしても、また新しい電池を購入すればすこぶる快調に動いてくれる。
容量は1GBしかないが、自分が聞きたいものをPCからコピーしながら使っているので、不満はない。
FMラジオも聞けるので、FMトランスミッターと組み合わせて、Apple TVでネットラジオ番組を設定して、コードを気にせず堪能できるということもできる。
今、色々魅力的な新製品が出続けるが、それらはいったいいつまで使えるものだろうか? 8年近く使えるmp3プレイヤーというのは今の製品であるのだろうか? バッテリーがへたってしまい、次の製品を買わないといけなくなる、というような製品は買いたいとは思わない。
あるメーカーの技術者が「物の壊れやすさを均一化することで、その製品は長寿命になる」と言っていたのを思い出した。mp3プレイヤーでは、バッテリー部分が「一番壊れやすい(へたりやすい)」部分ではないだろうか。それを単三電池化することで、長寿命になるのに、最近のメーカーは独自のバッテリーにこだわる。
今後もiriver T10を使い続けるだろう。内蔵基板がいつ壊れるかはわからないが、まだ10年くらいは使えるのではないだろうか?