ビックリする程、記憶力がない。特に対人面(名前・顔・その人と共有したエピソード…)
それが変わったのは中学時代、自意識のダークサイドに堕ちた頃。
「私は相手を詳しく覚えているのに、相手は私を覚えていない…」
「なんて不公平なんだ…」
「というか、向こうからしたら『よく知らんヤツが妙に自分に詳しくてキモい』って感じだよな…」
それからは、意識して他人を記憶に残さないよう努力(?)した。
人は名前で呼ばない・顔は見ない・エピソードは思い返さない…等々。
覚えていても、覚えてないフリをして、記憶力が無い人に形から入ったりもした。
記憶力の無さを自覚したのが大学だったから、中学から5、6年越しで脳が変わったって事か。
しかし、もうその頃には自意識過剰が治ってきてたし、何より就活が始まっていた。
記憶力を付けようと努力は始めたが、修繕完了にまた5、6年かかるのか?
それとも、もうこのままなのか?
自意識過剰は身を滅ぼす、という話でした。