でかい起業ではありがちだが、しかし他の企業と比べても庭は決定が遅い。しかもたいてい窓口になる部署が全く決定権を持っておらず丸投げをするだけ&調整ができない。
優秀な人間は決定権を持っている部署にいるのだろうが、なぜか話し合いの席には出てこない。多分忙しいんだろうが。
そして決定をさんざん伸ばして伸ばしてようやく決まったと思ったら今度は金でゴネる。しかしプロジェクトの終わりは最初から決定事項で、スケジュールがどれだけ遅れても資材部から文句が…でごねる。仕方がないからとりあえず機能を減らして段階リリースを持ちかけるとまた決定権がないので開始が遅れる。文書類を後回しにすると、始まってから運用から文句が出ると言って結局やるハメになる。しかしカネは出さない(なぜなら客からのクレーム対応でこういうことするので費用がかさむのだ)。そういう会社だ。
ちなみに茸はそのへんしっかりしていて、窓口になる人間は決定権があり、資材部も妙な値切り方はしない。最初から余裕のあるスケジュールを立てており、開始が遅れる場合は後ろも遅らせる。決まらないうちからプレスリリースを打ったりはしないし、そのかわり最初から運用ともしっかり話を詰めておいて必要な文書は必要なタイミングで出せるようにスケジュールにも協力してくれる。実現可能性がわからない・何かあった時の影響が大きい場合は商用適用前のテスト期間を一年くらい置くので、投入してから客から大量にクレームが!ってこともあんまりない。