収益低下以来、雇い主のところへ直談判へ行く強気なアホが増えている。
上の連中は改善を求めたり、下の連中は改革案を持っていったりしている、らしい。
直談判から帰ってくると、決まってぶつぶつと不平をこぼす。傷を舐め合う。
アホだ。
こいつらは自分が甘えていて、その甘えを雇い主に許してもらっているのをわかってない。
雇い主は、雇われに言う事を聞かせるのが仕事だ。雇われの意見をハイハイ聞く為に働いているのではない。
二十年三十年働いたからといって、親の代から勤めているからといって、分を越えた言葉を口にして良いものではない。
雇い主が彼らを許しているのは、ひとえに地縁血縁のしがらみを気にするからであって、彼らに経営権と発言力を認めているからではない。
田舎者のアホどもはそれもわきまえず、感情のままに意見をぶつける。被雇用者は楽だというが、まるで子供のようでもある。