「ああ、自分は日本人なんだ」と思うと、嬉しさがこみ上げてくる。
認定の日のあの喜びがいまだに続いている。
「いいかい?伝統というのは我々自身が作り上げていく物なのだよ」と。
僕は感動に打ち震えます。
「日本政府が何をしてくれるかを問うてはならない。君が日本政府に何をなしうるかを問いたまえ」
僕は使命感に胸が熱くなり、武者震いを禁じえませんでした。
でもそれは将来日本の各界をになう最高のエリートである僕たちを鍛えるための天の配剤なのでしょう。
日本を作りあげてきた先輩はじめ先達の深い知恵なのでしょう。
日本に帰化し社会に出ることにより、僕たちは伝統を日々紡いでゆくのです。
素晴らしい実績。余計な説明は一切いらない。