渡邉美樹氏の謙虚さが生むブラック性 - (旧姓)タケルンバ卿日記 http://d.hatena.ne.jp/takerunba/20130129/p1
そしてもう一点、決定的な問題がある。それは、渡邉美樹氏がそれなりに謙虚な人物であるということ。本来ポジティブな意味合いを持つ謙虚さが、実はワタミにおいてのブラック性を強めてしまっている。
どういうことか。渡邉美樹氏は自分のことを特別な人間だと思ってはいない。そういう謙虚さがあるので、自分ができたことは、他の人にもできると思っている。自分の能力でできたのだから、他の人にもできないわけがない。できないとしたら能力の問題ではなくて、やる気とか、意気込みとかの問題ではないか。
しかしながら彼の働き方を誰しもが真似できるかというと、それはなかなかに難しい。なかなかに難しいから、彼のよう成功した経営者は少ない。それが運のせいであれ、周りのおかげであれ、稀有な成功をしているという時点で、誰しもが真似できるわけじゃない。
けれども、渡邉美樹氏は「できる」と思っている。真似できる。やればできる。がんばれ! と。謙虚なだけに本気でそう思っている。しかしながら、この謙虚さができない人間にとっての絶望を深め、ブラック性を際立てていることに彼は気づいていない。
渡邉美樹氏のブラック性は、謙虚さをベースにした「やればできる」であり、自らの成功体験に基づくもの。お金儲けのためだとか、経営のためだとかというよこしまなブラック性ではない。
まあ、性質の違いはあれど「結果的ブラック」じゃん。
凶器が包丁でもバールのようなものでも殺人には変わりないのであって、法的な裁きを受けるべき所業であることには変わりないわけで。
まあ「良かれと思ってやっているのにどうして分かってくれない?」という憤りは同情はするけど、ちゃんと法の裁きはうけようね。って思うわ。
あれ、会長だっけ? あの人はサイコパスではないと思うんです。 たまにブコメで書くけど、正しい意味での「確信犯」だと思う。悪意じゃなくて善意しかない。 で、あの人の何が問題...
渡邉美樹氏の謙虚さが生むブラック性 - (旧姓)タケルンバ卿日記 <http://d.hatena.ne.jp/takerunba/20130129/p1> そしてもう一点、決定的な問題がある。それは、渡邉美樹氏がそれなりに謙虚な...
魚と鳥の例えは概ね同意