非モテ、非コミュ、嫌われ者、友達一桁のクソみたいな独身男である。
あろうことか、新婦の友人としてだ。
「誰だよアイツ呼んだのは」
みたいなことを言われることばかりのこんな自分としては、大変光栄なんだが、共通の知り合いがほとんどいないだろうし、かといって新婦に絡むわけにもいかないし、きっと会場の片隅で禍々しい負のオーラを漂わせて、人が寄り付けないゾーンとか作っちゃって、自分も苦痛、周りも苦痛っていうことになっちゃうんだろうなと。
共通の知り合いとなると、前の会社の同僚たちなんだろうけども、会社を辞めた身としては会うのは微妙な感じだ。
前の会社の同僚がいったい何人、はるばる新幹線に乗って、次の日が仕事なのに結婚式に来るだろうか?
俺なんかと違って、社交的で誰にでも愛されるキャラだったから、けっこうきたりするんだろうなとは思うんだけど。
彼女みたいなリア充の友達たちは、きっとみなリア充なんだろうな。
祝儀袋だけ置いて、一人で水割り作って飲んでを繰り返そう。
はぁ。
入場料分もととってビンゴで景品当てちゃえよ