天然ウランには使えるウラン、ウラン235が0.7%ぐらい含まれています。
核燃料として原子炉の中にあるのは、5%ぐらいまで濃縮されています。この今まさにさっきまで発電していた燃料というのは、原子力発電所が発電を停止したからといって急に安全になったわけじゃなくて、仮に私が原子炉についてすごい知識を持った上で発狂したスーパーマンのようなハリウッドラスボス野郎だったとすると原子炉建屋に突入してメルトダウン起こせるような状態の危険な物体であることに変わりないわけです。エネルギーのたんまり入っている状態であることにはなんの変化も無いと思います。
原子炉が運転されるとこの核燃料の中の使えるウランは核分裂を起こして減っていきます。原子炉を十分には動かせないほどに減っていきますが、使い終わっても天然ウラン鉱山より断然高いです。つまり危険です。
だから、再処理を行なってまた使えるウランを濃くした部分と残った部分にわけます。濃くした部分はまた核燃料なので原子炉に入れてウランが減るまで発電して減らさないと安全にできません。
残った部分は比較的ウラン235が薄いです。これは一箇所にまとめてもウラン鉱山のようにしかならない、つまりガンガン臨界を起こしたりしないです。比較的安全なものではあるのですが人家の屋根裏において置けるようなものでもありません。私の家の基礎とかには使ってほしくないです。それを処分するのが最終処分場で、今は色々問題があって作れていませんが、いつかは最終処分場を作って集めて保存しなくちゃいけません。そうでなければ原子炉の敷地の中をあっちへやったりこっちへやったりすることになります。
ただ、私の希望だと未来には原子炉は円満にすべて廃炉にされるので、稼働中の原子炉はなくなってしまいます。じゃあ結局その最後の原子炉の残骸を片付ける先がやっぱり最終処分場になります。再処理の残りかす部分ももちろん同じ扱いになると思います。
原子力発電は将来的にはきっぱりとやめるべきだと思う。新たに鉱山から掘り出して濃縮し、核燃料を作るようなことはすべきでないと思う。 すでに濃縮されてしまっている核燃料は...
使い切るって何言ってるのかわからない。説明を聞いてみたいです。 最終処分をちゃんと推進って、最終処分場もないのに?
天然ウランには使えるウラン、ウラン235が0.7%ぐらい含まれています。 核燃料として原子炉の中にあるのは、5%ぐらいまで濃縮されています。この今まさにさっきまで発電していた燃料...
プルトニウムを生産するのが使い切るってことか。素晴らしい。
要は順次環境エネルギー等に変えていきましょうってことでしょ? 国民の大半はそう思ってるんじゃないの? 一部の声の大きい人が、原発は安全!!使っても問題ない!! とか 原...
そう、そんな感じ。 原子力発電所は更新しつつじわじわ減らして行って、その間に再生可能エネルギーに早期移行できるならするし、今後100年シェールガスでいけるようなら、そちらへ...
忙しいね君たちw