子供の頃は大人は正しくて基本的に間違わないものだと思っていた。
でも自分が大人になるにつれ、自分やまわりの大人が子供の頃のイメージとはかけ離れた欠点だらけの存在であることが見えるようになってくる。
世界もいろいろな部分でほころびがあるように見える。
そうではない。
学校を見ても優秀な生徒はごく一部にすぎなかった。大多数は欠点を多く抱えた人間だ。
世界的に見てもそうかわらないだろう。ごく一部が優秀で、大部分は凡才。
大人と言っても子どもが少し成長しただけにすぎない。
ならば世界のあちこちがほころんでいるのはあたりまえだ。
大部分をしめる人間がほころばないように運営する能力がないからだ。
それでもそれぞれ自分の出来る範囲でうまくやろうとしている。
歴史的にみても奴隷制は廃止されたし、食べ物で困る地域も減ったし、職場環境も良くなってきている。