その特徴をもとに自分はどうだったかと反省するとそれは小学校中学年の時分だった。
周りを見てもそんなかんじだった。
どちらかというと高二病の方が中学生の自分を表現するのに適切だったと思う。
僕は育ちがいいかと言われればそんなことはない。普通の市立小中学校を出て普通の高校に通い、普通より少し偏差値の低い大学に入った普通の人間だ。
交友関係は、貧富様々。2Kに四人ぐらしするような家庭から医者の息子まで様々だった。学外にも友人がいたし、部活の延長上他県の生徒とも知り合いがいた。
流行に敏感だったかというとそうでもない。ジャンプは中学二年生あたりから読み始めた。ちょうどテニスの王子様で青学対氷帝学園の決勝戦、手塚の腕が壊れたあたりだ。
まあとにかく、そういう中二病に当たるような人は中学生の時には見なかった、ということだ。
どこにいるのだろうか、彼らは。