2011-06-10

 ジョギングをしていたんですよ。夕暮れにね。

 数十分走ってちょっと疲れたなと思って、歩きに切り替えたわけですよ。そこはちょうど上り坂できつかったものですから。そうすると「こんばんはー」ときたものですから顔をそちらに向けると、学校帰りなのか中学生くらいの女の子が1人歩いていました。何かなと思いまして。だって知らない子ですし。挨拶のしっかりした子なのかなとも考えられますけれど、私はぴんと来ましたね。これは防犯対策ですよ。

 といいますのも、ちょっと前にたまたま地域の防犯情報を目にする機会がありまして、そこには不審者情報も載っていたんです。そしたらあるんですね、学童がらみの情報がたくさんで、なかんずく多いのが下半身露出です。声をかけて露出。振り向いたら露出たたずんで露出。うちの地域はどうなっているんだと思いましたよ。

 で、まあたしかに向こうの子からすれば怖かったんでしょうから仕方ないですし、私がジョギングからウォーキングに切り替えたタイミングも悪かったかもしれませんが、やっぱりなんだかこう、疑われるというのは心地がよろしくないなあということです。悲しいような怒りのような、でも仕方ないかなという諦めもある。一番怖いのは、これが状況がそうさせたではなく私の属人的要因が彼女に不審を抱かせたのではないかということですよ。考えすぎでしょうか。

 こういうのは気をつければ気をつけるほど不審になりがちです。変に距離をとっても隙をうかがっているように見えます。急いで通り過ぎようとしても怪しい。不審の谷はすりばち状のようです。おっといけません、すぐ悪いほうに考えるのでね、このくらいにしましょう。

 なにはともあれジョギングは気持ちよくしたいですね。そうして体力をつけて、さわやかに走り去っていければ何の問題もありません。

 

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