2011-03-24

飲料水での被曝量計算#1

放射能及び放射線に対する基礎知識

http://ribf.riken.jp/~koji/jishin/zhen_zai.html

国際放射線防護委員会(ICRP)2007年勧告は、放射線事故などの非常状況時において

公衆の被ばくは20100 mSv/年を超えないようにという参考レベルを示している。

http://smc-japan.sakura.ne.jp/?p=1137

■水に関して

神奈川県浄水場での検出値は、03/23現在

I-131 51.8Bq/kg(03/22は67.8Bq/kg)

Cs-137 検出されず

Cs-134 検出されず

http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/31/3155/suisitu/kensuikekka.pdf

Bqの値をSvにするには「実効線量係数」という数字をかけて算出する必要がある。

この数字をかけると、放射性物質を体の中に取り入れて50年間

成人子供は摂取した年齢から70歳まで)にあびる放射線量が算出される。

核種 半減期 経口摂取の実効線量係数(Sv/Bq)

I-131 8.04日 2.2×10-8

Cs-137 30.0年 1.3×10-8

Cs-134 2.06年 1.9×10-8

この表はICRP Publ.72から抜粋したもの

10-8は、10の-8乗

http://www.remnet.jp.cache.yimg.jp/lecture/b05_01/4_1.html

51.88 × 2.2×10-8 = 114×10-8 Sv/kg

1Sv=1×10-3mSv=1×10-6μSvなので、

114×10-8 Sv/kg = 114×10-2 μSv/kg = 1.14μSv/kg

1kg=1リットルの水を飲むと、50年間で1.14μSv/kgの放射線あびる

便宜上ここでは、1年間で50年分の放射線を全て浴びると仮定する。

100 / 1.14 = 87 

年間で87リットルの水を飲むと、100mSv/年を超える可能性がある。

これは普通に越えそうな値。

ただし、I-131の半減期が8.04日である

例えば、3/24放出されたI-131は、04/01には半分になる。

そのため、上記浄水場の値は、福島第一原発の状況にほぼ連動するだろう。

現在のような放射性物質が外気に放出される状況が1年続けば上記の計算式が成り立つが、

終息すれば値はある程度の期間をおいて減るのではないか

まとめ

・現状のまま、ある程度の時間が経つならばICRPの参考レベルを越える可能性はある。

計算合ってるか再計算の必要がある。

 原子力安全委員会の300Bqという飲料水の基準値だったら、

 300×2.2×10-8=6600×10-8=66μSv/kgであり、

 100/66=1.5リットルの水を飲むと越えてしまうため。

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