拝啓 ダーウィン様
僕たちは、パンティーの中だけでなく、パンティーそのものにも欲情しております。
それは、望むと望まざるとに関わらず。
その特徴は、時には競争の激しさによって、より過剰になり(クジャクの羽根やトナカイのツノ)
そして異性はその過剰な見た目に惹かれてしまうように出来ています。
羽根が奇麗なオスのクジャクはその遺伝子をより多く残す事ができ、
種族間の淘汰圧が高いほどその魅力が顕著になる。
ダーウィン様。
我々は、性淘汰の過剰な圧力の結果、パンティーに欲情しております。
現代ニッポンにおいて、一部の事故や病気をのぞき、我々は「死」に直面する事が
ない世界に生きております。つまり、争いはほぼ「種族間のみ」に限定されているのです。
猛獣に襲われることもなく、若いうちに病気で死ぬ確率もかなり減った。
もはや性淘汰は身体上の特徴だけでなく、「精神性」の特徴に移ってきました。
それは知力だったり趣味・嗜好だったり、思考そのものだったり。
精神性の圧力がある故、思想を表す「ファッション」が、性淘汰の対象になったのです。
「ファッション」によって、相手が何を好きなのか、どれだけの経済力がありそうか、
どんな音楽や場所によく行くタイプなのかの「情報」が相手にわかるようになったのです。
拝啓ダーウィン様。
純白で、ちょっとかわいいリボンのついたパンティーそのものに欲情しているのです。
ダーウィン様。
敬具。
リボンついてたらちょっと萎える
え。必ず付いてるもんじゃないの?