2011-03-04

マスメディアの過剰報道」と「ネット祭り」はたいしてかわらない?

京大カンニングの件が大きなニュースになっている。ネット上で「マスメディアの過剰放送だ!」という意見が色々でている。たしかにそうだと思う。あんなにまでやる必要があったのかと思う。

ひとつの事件をきっかけにたくさんの人が大騒ぎして、いろんな人が巻き込まれる。

「これだからマスメディアは・・・」

という気持ちになる。

でもよくよく考えてみると、ネットも対して変わらないという気持ちになってくる。

少し前の立教大生の件もそうだけど、ひとつの発言に対して、みんなで大騒ぎして、いろいろな情報を引っ張り出し、最後内定取り消しにまで持っていく。

これってやっていることほとんど同じじゃないかなと。

テレビがどうだとか、ネットがどうだとかそういうことではなくて、あまりポジティブはない出来事に対して、やいのやいのと詮索したり、過剰に騒いだりするのはちょっと食傷気味だ。

今日はてブに取り上げられていたtwitter炎上騒ぎもそう。

もうちょいほっこりと楽しめるようなメディアとの付き合い方、使い方はできないのだろうか。

  • 確かにねー。 「これだからマスメディアは・・・」っていうネット上の言説の根底には、「マスメディアは公器であり、ネットはそうではない」っていう意識があるように見える。 マス...

    • 建前が違うんだろう。 マスメディアは「社会の公器」を自称してるし、それを根拠に自分達の報道はネットより信用出来ると公言してはばからないけど、ネットの場合は無数の個人の意...

      • 「明快さ」と言えば聞こえは良いんだけど、それって要するに「居直り」じゃね? 「俺たちはそんな綺麗事みたいな建前掲げてないから、何やろうと自由だぜ!」的な。 建前が違うこ...

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