そもそもあの監督の作品は好きじゃなかったんだけど、家でやることもなかったから、なんとなく借りてきた。
薄暗い映像、ミルクに血、スローモーション、雲、水しぶき、死人のような顔色の松たか子。どっかーん!
うん、つまんない。ぺらっぺら。なんか子どもがぎゃあぎゃあやってるだけって感じ。リアリティもないし。
フィクションなんだからリアリティなんてなくてもいいけどさ、なんていうか『バトルロワイアル』っぽい空気感。
見てる間に醒めて来ちゃう。見ながら「あー晩ごはん何にしよ」とか「洗濯しなきゃ」とか考えちゃう感じ。
で、最後のあれなんなの?爆発してるシーン。あんなに長い時間いらないでしょあれ。
まあわかるんだよ。逆回り時計だったしね。意味はね、まあわかる。でもなんか安っぽいしさ。やな感じだよね。
良かったのは、松たか子のファミレスでちょっと心が揺れたけどやっぱり復讐はやるって決めたシーン。
それくらいかな。あとはもうとりあえず中学生が馬鹿すぎて困る。
HIVのこととかなんでネットで調べないの?発狂する前にさーやることがあるでしょとか思っちゃった。