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2013-07-18

http://anond.hatelabo.jp/20130718112538

小学生並みの検索能力があればすぐに分かるんだが

日本下級裁判所裁判官は旧司法試験合格した者か、もしくは法科大学院課程を修了し新司法試験合格した者で、司法研修所における司法修習を終え法曹資格を得た者の中からすぐに判事補として任命される者が多い。そして、10年の実務経験を経て再任時に判事になり、そのまま裁判官としての経験を重ねていく、いわゆるキャリアシステムによって運営されている。この点、アメリカなどで行われている法曹一元制とは異なる。日本憲法上、下級裁判所裁判官10年の任期制になっているが、再任が原則で、宮本康昭(宮本判事補再任拒否事件)や井上薫など再任拒否されるのはごく一部となっている。

なお、裁判所検察庁では判検交流と呼ばれる人事交流制度があり、検察官から裁判官になる者がいる。また、弁護士官制度が導入されており、数は少ないが弁護士から裁判官になる者もいる。逆に、裁判官を辞めて弁護士になる者も少なくないが、これらの元裁判官弁護士は、俗に「ヤメ判弁護士と呼ばれる。

キャリア裁判官職業裁判官)はさまざまな立場実体験として経験する人生経験に乏しいことから、「裁判官世間知らず」である揶揄され[3]、裁判官の判断が世間一般の常識乖離し、恣意的であるとの批判がある。心神喪失などの概念を容易に使用して加害者を処断しない事例や、性犯罪についても常識から離れた判決が散見されるとの意見も出ている[4][5][要検証 – ノート]。また、弁護士からも、直接当事者と接する機会がなく、他人からの批判を受ける機会に乏しい裁判官は「世間知らず」と指摘する意見がある。これに対して、裁判官からは、多種多様な事件を扱うことや、地方勤務によって弁護士とは質的に異なる経験を積むことができるなどとする反論もある[3]。

 
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