2024-02-09

鯖と錆が読みも漢字も似ているのなんでなんだろう

語源が同じなのかな

ぐぐりましょうね

こういうとき漢字の「鯖」の語源大和言葉の「さば」の語源の両面から攻めないといけない

さば

→小さい歯を意味する「小歯」「狭歯」という説、あるいは多数で群れをなすことから多いことを意味する古語「サハ」が濁音化して「サバ」になった説

さび

→いわゆる「わびさび」の「さび」と同じ語源か、すなわち古びたもの意味する「寂び」、これをさらに遡ると「荒び」

うーむ、「さば」と「さび」で音が似ているのは偶然と

じゃあ「靑」のつくりが「さば」みたいな読みをするのかな?……って、それはない

音読みの音が似ているならともかく

音読みなら「セイ」と読みたくなるわな

そうか、この疑問って「似た漢字音読みが似るのはよくあるというか当たり前だけど、似た漢字訓読みが似るのは珍しい」という発想から来たものだったのだなあ

銅が錆びると青くなるから「錆」……と思いたくなるが、どうもその説は薄そうだ

元々は金属の澄んだ音を表す漢字だった?澄んだ様子を表す「靑」が「金」とくっついた漢字ということか

それが日本誤用されて金属酸化したアレを指すようになったという説か←なぜ誤用されたのか?ここの疑問を掘るのも面白そう

じゃあ鯖の方の成り立ちはなんやねん

もともとは魚や肉を混ぜて煮た料理を「鯖」としていた?なんか怪しいサイトばっかでてくるな

本当はちゃんとした辞典を引きたいのだが出先だから仕方ない

それがサバが青々とした魚だから「鯖」という漢字をあてた……ということらしい

うーーーーん、こっちも漢字が似ているのは偶然じゃあないか

両方ともたまたま青に連想される性質を持っていたからってこと?

まとめると

「さば」と「さび」の音が似ているのは偶然

「さば」と「さび」の両方がたまたま青っぽい性質を持っていたから「鯖」と「錆」の漢字があてられた←「錆」の説明を端折りすぎだろ

こういうことって結構あるんだよな

なんか関連のありそうな二つの言葉語源を調べたら全然違うってこと

「偶然なわけない、釈然としない」と言う気持ちを「偶然だぞ」と説き伏し組み伏せるパワーが必要になる

日記

---

帰宅したら『新明解 語源辞典』で引いてみよう

あーそうだ、「青」じゃなくて「靑」なのは何故なのかって視点での調べ方はしてなかったな

「靑」が使われてある程度日本メジャー漢字は画竜点睛の「睛」くらいか

鯖と錆でつくりが旧字の青なのは同じ理由があるのか?という疑問文を作ることが出来るか

これも偶然くさいなあ(未調査

---

おすすめエントリに出てきた「帝王切開語源のややこしさの話」って日記おもしろかった

語源を調べるのが好きって人はやっぱそこそこの数いるんだな

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん