2024-01-14

長崎市コンパクトシティ化と新幹線

長崎市に長年住んでるんだけど、長崎コンパクトシティ化がどんどん進んでるのを実感してる。

これは新幹線開業効果が大きいと感じてる。

駅周辺の再開発に合わせて、元々あった繁華街にあった店舗がどんどん移転してる。

移転せずにそのまま閉店する店も多い。

移転したり閉店した店の跡地にはマンション建設予定地になってるところがあって、繁華街の近くの斜面に住んでる人達移住を見込んでるそうだ。

保守的で動きの遅い傾向のある長崎人の気質を考えると、この変化のペースは急激と言っていいと思う。

新幹線開業をテコにコンパクトシティ化を進めようと行政が考えているのは分かっていた。

だが開業後に一気にそれが具体化していく流れを見てるいると、新幹線というインフラインパクトの大きさを実感せざるを得ない。

元々俺は新幹線には懐疑的な方で、なんとか長崎本線の複線化と高架化に新幹線予算転用できればよかったのにって思ってた。

そんな俺でも特急の複線化や高架化では、人の移動を促すほどのインパクトを出せなかっただろうと思ってしまった。

新幹線じゃなかったら、ジャパネットスタジアムティ建設なんていうリスクの大きい投資をしなかったと思うんだよな。

コンパクトシティ化を進める上で、新幹線の様なインパクトのあるインフラ投資重要なんじゃないだろうか。

コンパクトシティ推進派の人達は往々にして周辺の住民地域の中核都市に纏めて、それから必要インフラ投資を行うという流れを想定してる人が多いと思う。

その方が投資無駄になる可能性が低いからな。

だが多くの人は空手形ではなかなか動かない。

現物を見せてみせないと動かないんだ。

コンパクトシティというものを、単純に地方への投資効率化する施策と捉えると見誤るのではないだろうか?

おそらくコンパクトシティ化というのは地方の中核都市リフォームする様なものなんだ。

新しく都市建設するくらいのつもりで投資を行わないと、上手くいかないのではないかと思っている。

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