2023-07-04

日本アニメ漫画学校が好き過ぎる

日本で人気になるアニメ漫画作品は超少子高齢化が進みそれが留まることを知らないこの現代でさえも学校が出現する頻度が多すぎる

本編から出てくるのは勿論の事、スピンオフ外伝学校が出現する事も珍しくない

中には無理やり学校要素をねじ込んだ様な物まであって、これは転生なろうブームに感じるテンプレ感というか、これ入れとけば良いんだろ的な考えを感じる

事実それらの作品は売れて結果を出しているわけだし

日本で異常に流行ったハリーポッターもそうだが、日本人は学校という空間に対する憧れを持っているのは間違いなさそう

その一方で、学校が描かれない作品殺伐としていたり、救いがなかったりする率が高い様に思う

既に世界崩壊しているとか、或いは社会は物凄く厳しく自分にとって辛く当たるのが当然という雰囲気構成されている物が多くて

日本人にとって学校楽園象徴であり、社会地獄象徴になっているのではなかろうかと思う

自分はこの傾向の背景には日本におけるモラトリアム期間である学生と、待遇が何十年も改善されず厳しい事ばかりな社会人の対比がある様に感じる

いじめ自殺ブラック校則部活など、学校に良い思い出のある人々ばかりではないだろうが

それでも作品の中での学校は全体的にキラキラとしている様に描かれる物が多く、一方でその外側である社会は鬱々として描かれる事が多いのは

日本人の過去に対する美化や逃避、社会問題の改善が出来ない無力感と怒りの両方が背景にある様に思える

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