2023-06-15

ガンダム0083というのは、確か初めて主人公職業軍人であるガンダムだったはずだ。

それまでのガンダムはどういうわけか民間人少年戦争に巻き込まれロボットに乗って戦うという、

リアルロボット路線と言われながらもその部分の設定は全然リアルがないという不思議ものだった。

なりゆきで巻き込まれたからって、今更やめるわけにはいかないのは見ればわかるだろう!!」

とか言われれてもやっぱり少年戦争するのはおかしいよ、とも言える。

 

そういう不自然さを全く考慮する必要がない職業軍人主人公

から、こそ。だから、こそ。なぜ主人公は戦うのか?という動機づけ必要である

と、ひらめいた河森監督は偉大だなあと思う。

アニメである以上、ただ上官から命令されたか戦争をする、ではいけねえんだよ。

眼の前で、ガンダムを奪取されたという屈辱

奪われたものを必ず奪い返す。

それがモチベとなって、主人公たちによる追跡劇が始まるのだ!

この序盤の構成はわかりやすくてよかった。

とかくガンダムって難しかたからね。

カミーユとかさ、ついていけなかったしさ。

殴られた恨みを晴らすためにガンダムで生身の人間を追い詰めるとかさ。

そういう意味単純明快スパッとした導入は逆に新鮮だった記憶がある。

とはいえ、そのあと例によって河森流恋愛ドラマが始まって辟易したのも事実だったが。

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