2022-12-27

その機能があることには意味があるんだよというお話

最近無線イヤホン界隈でASMR用のカスタムイヤホンが予約受付を始めたんだけど

その機種には「ASMRモード」っていうのがあって

1.タッチ無効

2.システム音声無効

の2つの機能が搭載されてるのね

 

なんでASMR用のカスタムイヤホンにその機能必要なのかって言うと

1.ASMRって睡眠導入用に使用する人が多いので布団に入って使用することになるんだけど

  横向きに寝る人の場合、耳が枕に押されてイヤホンに触れてタッチ機能作動してしまうことがあって不便

2.睡眠導入用に使用する場合、聞きながら眠ってしまうことになるのでバッテリー切れなどの際に

  クソデカシステム音量で目が覚めてしまうことがあって不便

という2つの不便を解消するために必要なわけですよ

 

で、この二つの機能自体はよく考えられているし必要理由もわかる

ただ、このニュースを受けて「元々タッチ無効機能必須だった」「そもそもシステム音声自体不要」みたいなことを言う人がけっこういるんだけど、いやいや、タッチ機能システム音声も必要から付けてるわけですよ。

 

1.そもそも一般の人は「タッチ無効」にしたい場面より「タッチで音を切りたい場面」のほうが多い

タッチ無効機能作動しているときイヤホンの音を切りたい場合は端末を引っ張り出してきて停止ボタンを押すかイヤホンを取り外すしかない。例えばレジだとか、急に話しかけられた時だとか、なんか外部の音を聞きたいときイヤホンの音をサッと切れるほうが、切れないようにしておくよりも圧倒的にユーザビリティが高い。

 

2.急に音が切れると故障なのか分かりづらい

無線イヤホンの音が切れることってわりと頻繁にあるんだよね。「バッテリー切れ」「接続切れ」「元の動画等の問題」等々、システム音声が全くない状態で音が切れちゃうと原因を探すのに割と苦労するというか、不親切だな!ってなると思うんだよね。それが「事前にバッテリーが低いことをお知らせしてくれる」「接続が切れたことをお知らせしてくれる」機能があることで、無駄にヒヤっとすることが減る。

 

といったように、大体の機能って「必要からある」わけですよ

もちろんクソデカ「L O W B A T T E R Y」で「うっせえええええええええええええ!」ってなったことある

寝転んでたら急に音量クソ上がって心臓まりそうになったこともあるので、文句言いたい気持ちもわかるんだけど

そういうのって便利なのが日常で不便が非日常から不便が際立つだけだと思うんですよね

  • なんか外部の音を聞きたいときはタッチで止めるよりイヤホンをさっと耳から外したほうがはやいと思うが…

    • 外でイヤホン取り外してまた嵌めるのってリスクのほうがデカい 手袋とかつけてると余計に難しいし

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