2022-12-11

チェンソーマンを読み解くなら輪るピングドラムみろ

「俺は一人でもペンギンを見に行くぜ!」

最新回でまたしてもピンドラネタが出てきたチェンソーマンペンギン、だけじゃ無かった。飢餓ネタもあった。

今までもピンドラネタは何度か出てきており、有名なのは水族館扉絵とかだが、それ以外にも明らかなオマージュが出ており、テーマ共通する部分がある。

他いろんな作品を多数取り入れているので、いつものやつ、みたいに思いがちだがチェンソーマンピンドラ関係は少し違うように思い始めた。

明らかに発想の根幹にピンドラ存在し、設定に組み込まれている。

しかしたら「これが元ネタ」などと言われることにチェンソーマンファンは辟易しているかもしれない。

ただ「輪るピングドラム」という作品宮沢賢治をはじめ村上春樹、それ以外にも小ネタや懐かしメロディーセリフなど、他作品の取り込み方がチェンソーマンとよくにているのだ。

しかチェンソーマン考察者には申し訳ないのだが輪るピングドラムという作品はあらすじを見てもおそらく2割も伝わらないアニメだ。

なんなら緩く流し見で全話見ても「え、どゆこと?」となる可能性は高い。

なのでもう、ちゃんと見てもらうしかない。

総集編の円盤化を待つ手もあるが、結構大幅なカットが入ってるのであれは一見さん向けではなかった気がする。

なので配信TVシリーズをぜひ見てほしい。なんとアマプラでは今、追加課金なしで見れる状態なのだ。回し者みたいだな。

とにかく1話〜3話で切らないでほしい。無理して11話くらいまでは見てほしい。

そうすれば藤本タツキが何を考えてあの描写をしているのか、少しの手がかりになるはずだろう。

ちなみによく考察で出てくるのが「箱のシーン」

ピンドラでの心の会話をする抽象的なシーンのように語られているが監督が「現実のシーン」と言っていることはここ置いておきたい。

  • デンジの衣食住揃ってればそれでいいや→それだけじゃ駄目かも みたいな環境って親が蒸発した高倉兄妹が思ってたことだよな

  • りんごの受け渡しとか実際作品見ないと分らんよなと思ったし、パロディの域は超えてる。 問題はピンドラがマニアックすぎるところとアニメなところ。 ジャンプ読者も洋画オタも触れ...

  • イクニ信者独特の気持ち悪さがよく香っていて好き

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